吉田拓郎 KinKiと万感“卒業式”最後のテレビ出演 盟友へラストメッセージ

 「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」の吉田拓郎(C)フジテレビ
 「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」の吉田拓郎(C)フジテレビ
2枚

 シンガー・ソングライターの吉田拓郎(76)が、21日に放送されたフジテレビ系「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」で、最後のテレビ出演を終えた。1996年の番組スタートから共に歩んだKinKi Kids・堂本光一(43)、堂本剛(43)との最強トリオも見納め。木村拓哉(49)や明石家さんま(67)ら豪華メンバーが“卒業式”に華を添え、番組ラストで拓郎は感極まった表情を見せた。

 拓郎が作詞、キンキが作曲した初の3人合作曲「Sayonara あいしてる」の、一日限りのパフォーマンス。「長い間お世話になりました」という思いを込め作詞したという楽曲の歌唱後、キンキから花束を受け取ると、拓郎は感極まった表情を見せた。肩をふるわせてうつむき、あふれんばかりの熱い思いを隠すかのように花束で顔を覆った。

 画面が変わると、3人で爽やかに「皆さん、ありがとうございました~!」とあいさつ。思い出深い番組に笑顔で幕を下ろした。

 「最後とか、おしまいとかマイナスの言葉じゃなくて、取りあえずここでいったん卒業」。5年ぶりに復活した集大成の場でも変わらず、篠原ともえ(43)も交えた“らしさ全開”の飾らないトークを展開した。

 「最後に会いたい人」として拓郎から“ラブコール”を受けた木村拓哉(49)と、24年ぶりの共演でテーマソング「全部だきしめて」をセッション。木村は生田斗真(37)、風間俊介(39)との「ジャニーズシニア」で、「硝子の少年」のバックダンサーも務めた。

 拓郎の大ファンである明石家さんま(67)は、花束を持ってサプライズ登場。「タバコを吸いながらギターを弾くのがかっこよくて僕もタバコを始めたんです」などと熱弁を振るった。あいみょん(27)、奈緒(27)ら若い世代も、拓郎の“卒業”に名を連ねた。

 あいみょんらの“若い力”に刺激を受けていたという拓郎。中でも、番組史を共に築き上げてきたキンキには特別な思い入れがあった。「断言しとく。俺に詩を書かせてるの、君らは。俺にとって君たちは本当に大きい存在」と敬意を示し、「今いるポジションをもっともっと大きく広げて頑張ってもらいたい」というエールが、盟友キンキへのラストメッセージとなった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス