お笑いコンビ・Ｕ字工事が２１日深夜にテレビ朝日系で放送された「アメトーーク」の町工場芸人特集に登場。勤務していた町工場が２年前に倒産してしまったと明かし「帰るところが無くなった」と残念がった。

　番組は１２年ぶりの町工場芸人特集。前回も出演したＵ字工事は「コロナ禍で町工場が今大変。応援の気持ちを込めて」と説明した。

　そんなＵ字工事が行っていたのは「マグネシウム製品の研磨とバリ取り」だといい「金型工場から部品が届いて、マシニングセンターで切削作業やタップ切りを機械でやって…」と説明するも、蛍原徹は「マシニングがわからへん」と苦笑いだ。

　切った部品に残るバリを手作業で取るといい、益子は「これをしっかりやらないと、バリ付きのまま製品はできない。携帯やパソコンの部品ずっとバリ取り。これがなかったら皆さん、携帯電話血だらけで使ってますよ」とバリ取りの意義を熱く語った。

　だが益子は「我々が務めていた工場が、実は２年前に倒産してしまって…」と悲しい報告。福田も「いつでもタイムカード残してるから、なんかあったら帰って来いよって言われてたけど、帰る所がなくなっちゃいました」と寂しげだ。

　蛍原も「それは悲しいな」としんみりで、益子は「そういう工場、たくさんあると思う」と話していた。