お笑いタレントの間寛平が２２日、大阪市内で吉本新喜劇が大阪府警察と協働した「特殊詐欺防止啓発キャンペーン」の発表会見を行った。

　主な取り組みとして、府内商店街等で間寛平による特殊詐欺防止ボイスの実施、特殊詐欺被害防止ミニコント動画のＱＲコード付きポスター・チラシの掲載、配布。また、ＹｏｕＴｕｂｅ（吉本新喜劇チャンネル）にて、特殊詐欺防止ミニコント動画を公開する。

　５年前に母が詐欺で５００万円の被害に遭った間寛平は「分かりやすい内容なので、おじいちゃん、おばあちゃんに、ぜひチラシを渡してほしい」とアピール。「こういう詐欺をする人を、絶対つかまえてどつきたい。やったらアカンけど」と怒りを口にした。

　また、５億円の投資トラブルを報じられているＴＫＯ木本武宏の話題に触れ、「真相は分からないが、僕も若かったから、引っかかっていたと思う。借金もあったし、一発当てないとアカンと思っていたからね」と人ごとではない様子。「若い時は上から頼まれたら、断れないからね。自分の保証人になったこともある」と自身を振り返っていた。