長嶋一茂「武漢株とは違う」政府主導の行動制限には疑問符
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が22日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う行動制限について持論を展開した。
専門家などから「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」を検討する必要性があるという意見が出ているという話題。一茂は「行動制限の方が危険性が高い」と分析した。「行動制限が有効かというエビデンスがまったく出てないです」と付け加えた。東京都で判明している感染経路でも、会食は3・5%しかなく、同居と施設等での感染が80%以上となっている。
「3・5%に対して行動制限をかけてどうなんだろう」と疑問を投げかけた上で「行動制限をするのであれば、個人的な意見ですが中国のようなゼロコロナ対策のロックダウンをしないと意味ないと思います」とした。現在の第7波はオミクロン株のBA.2系統から、感染力がより強いとされるBA.5系統等への置き換わりが進んだことで起こったと見られている。一茂は「(BA.5系統は)感染力が高いので、行動制限ぐらいではどうなのかなと懐疑的です」と自身の考えを示した。
政府主導の行動制限の必要性は認めつつも「個人で気を付けていかなくちゃいけない」と主張。「なんでもかんでも『感染したから政府のせいだ』っていうわけにはいかないと思うんです。武漢株の時とは全然性質も違ってるので」とした。