吉高由里子 北村匠海と大人のピュア・ラブストーリー 新ドラマ枠で“出来る女の孤独”演じる
女優の吉高由里子(34)が、来年1月にスタートするテレビ朝日系連続ドラマ「星降る夜に」(火曜、後9・00)に主演することが22日、分かった。今年10月から新設される新ドラマ枠で、同局系ドラマに初主演。同局のドラマ出演は17年ぶりとなる。脚本は吉高が主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」を手掛ける大石静氏。北村匠海(24)と大人のピュア・ラブストーリーを紡ぐ。
吉高が、恋愛ドラマの名手・大石氏が描く、10歳下の彼とのきらめく大人の恋に挑む。吉高が演じるのは、感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴。必死に勉強して医者になったものの、昔の熱意や夢はどこへやら。息苦しい社会に心がすり減り、誰にも弱音を吐くことができない、現代女性の権化的ヒロインだ。
趣味のソロキャンプに繰り出した鈴が出会ったのが遺品整理士・柊一星(北村)。自分に向かってカメラのシャッターを連続で切る一星が突然キスをしてきて-。ドラマチックな出会いをきっかけに、10歳下で生まれつき聴覚障害を持ちながらも人生をおう歌する一星に心を次第に解放させ、鈴は自分らしさを取り戻していく。
命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる2人のラブストーリーを手掛ける大石氏は、吉高について「彼女は美貌で華やかなだけでなく、孤独な心を胸にしみるリアリズムで表現できる稀有なる女優さんです」と絶大な信頼を寄せる。「この閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います」と期待を込めた。