織田裕二「地球に生まれてよかった!」に惜しむ声多数 サニブラウンも「寂しくなる」

 陸上の世界選手権は25日、閉幕を迎えた。25年間メインキャスターを務めた俳優の織田裕二は「世界陸上オレゴン総集編」の最終盤であいさつ。「25年間、世界陸上に出会えたことに感謝しています。たくさん元気をもらいました。この大会もです。大好きです、世界陸上」となど語り、最後は「地球に生まれてよかった」と叫んだところで番組が終わった。

 織田と中井美穂は1997年アテネ大会から25年にわたってメインキャスターを務めた名コンビ。中井は「本当に、勝手に自分が勇気をもらって、自分の一歩も紡いでいこうと思う、そんな25年でした。織田さんの熱い熱いMCに本当に助けていただきました。熱い熱い夏は、私にとって、遅れてきた青春でもありました。ありがとうございました」と感謝のあいさつ。「さあその織田さんに、コメントをいただきたいと思います」と振られた織田は「えー、25年前になります、この番組やらないかと言われました。でも僕は野球やテニスの経験しかないので、陸上の魅力を伝えられるんでしょうか…。『いえ、知らないからいいんですよ、そんな人に知ってもらうような番組を作りたいんです』」と、オファーを受けた際のやり取りを回顧し、語り出した。

 「世の中には様々な魅力あるスポーツがありますけれど、かけっこをしない国や地域はありません。世界陸上には、200を超える国や地域から2000人もの、とんでもない超人が集まります。その超人たちに挑む日本代表。甘くないです。でも、諦めずに、先人達からの反省というバトンを受け継いで、新たな挑戦をやめなければ、必ず花開くんだなというのを実感しました」と、感情を込めて語った。さらに「僕たちは今回で終わりますが、世界陸上はまだまだ続きますよ、来年ブダペスト、そして3年後は東京です!」と呼びかけ。「無観客だった東京オリンピック、3年後にコロナも戦争もなく、満員の国立競技場、そこに立つ超人たちをぜひその目で見て下さい」と締めくくった。さらに「地球に生まれてよかった!」と決めぜりふ。2分15秒、熱量たっぷりに語り続けた。

 ネットには「世界陸上は織田裕二さん以外考えられない…」「東京大会で復活してくれないかな」「世界陸上でもう織田裕二観れないのか」と悲しむ声が多数。

 また、今大会男子100メートルで決勝進出を果たしたサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)はツイッターで「最近は観る側じゃないけど織田さん、中井さんいる世界陸上終わってしまった… 寂しくなるなー」と投稿した。武井壮も自身のツイッターで「世界陸上次の次は東京大会 この締めくくりは織田裕二さんにやって欲しかったなあ 世界陸上は織田裕二さんのあの空気なんだよなあ そしてオールマイトレジャーなんだよなあ」などとつぶやいていた。

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