パンサー尾形 堂々の「手応えまったくない!」ドッキリではないNHK数学番組で必死
パンサー尾形貴弘がギャグを一切封印し、MCを務めるNHK「笑わない数学」が27日、放送された。今回が3回目の放送で、番組恒例のエンディングの尾形のへたり込みはなくなったが「手応えは、まったくない」といってスタッフをずっこけさせた。
数学の難解な世界を尾形のMCで解説していく異色エンターテインメントはこの日が3回目。すべての地図は四色で塗り分けられるという「四色問題」を取り上げた。
尾形は東京23区、日本地図で、隣り合う区、県は別の色で塗れば4色で足りることを実演してみせたが、数学界では、どんな地図でもこれは正しいと証明するのに相当な時間がかかったという。
尾形はピクリとも笑わず、必死に難解な言葉を並べて解説。ラストには、これを証明した学者がコンピューターを使って延々と分類を行ったことが「美しくない」と批判され「エレガントな証明ではなく、エレファントな証明」と言われたことも取り上げた。
尾形はラストに「コンピューターを使うのも立派な証明方法です。僕はそう思います。でも、僕はエレファントな証明だけでなく、エレガントな証明も見てみたい。なぜなら、人間が本来持っている知性の底力を見てみたい、そう思うからです」と結んだ。
そして恒例の「はい、カット!」がかかり、スタジオ全景に。これまでは座り込んで「もう無理だ俺、もう本当に!難しすぎる言葉が!ドッキリでしょ、これ?」などと悲鳴を上げてきたが、3回目の今回は、へたり込まず、少し余裕も見えた。
だがスタッフから「エレガントな進行、できましたでしょうか?」と聞かれると「手応えは、まったくないです!」と当然のように答え、スタッフもずっこけていた。ネットもそんな尾形へ「尾形頑張れ 笑いの無い面白さ、ここに極まれり」「カットがかかってからの尾形さんで緊張感がほぐれる~」「尾形頑張ったね」などのエールを送っていた。