森永卓郎氏「3~5日の全国一斉ロックダウンをすべき」感染スピード緩められる「Nスタ」で

 獨協大学経済学部教授で、経済アナリストとしてメディアに多数出演する森永卓郎氏が28日、TBS「Nスタ」に出演。「3日でも5日でも全国一斉のロックダウンに近いような行動規制をすべき」と話した。

 この日、東京都は過去最多の4万106人の新規感染者を確認。全国でも爆発的に感染者が増えている。

 意見を聞かれた森永氏は「リスクの高い60代以上も、5カ月たっていないと(ワクチン)接種券が来ないので(4回目を)打てていない。少なくとも今すぐでも5カ月制限を取っ払って打つべき」と提案した。

 さらに「もう一つ、岸田総理は行動制限を考えていないと言っているが、私は3日でも5日でも全国一斉のロックダウンに近いような行動規制をして、ゼロにはならないが、爆発的な感染をスピードを緩めることはできるので。そうしないと社会が回らなくなるんじゃないか」と話した。

 続けて「もちろん、そこは所得保障をしなきゃいけなくなるが、経済を壊したら、所得保障より遥かに大きな被害が出るので、そろそろ行動制限を真剣に検討すべきだと思っている。人と人とが触れあわなければうつらないわけですから、短期でみんなでおうちで巣籠もりするのがいいと思う」と指摘した。

 この前段で、森永氏は、大学の受講生の10%以上が感染もしくは濃厚接触者になっており、この日行った大学の試験でも、濃厚接触者になったためオンラインに切り替える対応に追われたことなどを語っていた。

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