水木一郎 肺がん公表後初ステージ マジンガーZ熱唱「帰ってくることができた」
アニソン歌手の水木一郎が30日、大阪・なんばHatchで行われた「ANIME JAPAN FES 2022大阪」に出演。2021年4月にリンパ節転移と脳転移を伴う肺がんが見つかり治療中であることを、26日に公表して以来、初めてステージに立った。盛大な手拍子に迎えられ登場したアニソン界のレジェンドは、代表曲「マジンガーZ」などを熱唱。満席の会場に歌声を響かせた。
800人の手拍子をバックに、盟友・堀江美都子に手を引かれながら、ゆっくりと登場。「おかえり!」と出迎えられると、水木は「病気をしたけど、頑張ってステージに帰ってくることができた」とゆっくりと話し、会場は惜しみない拍手につつまれた。
1968年にデビューして50年あまり、休むことなく歌い続けてきた水木に立ちはだかった病魔の壁。歌手活動を続けるため、声帯内注入術や、言語聴覚士、理学療法士によるリハビリを受けるなど懸命に励む日々を送っている。そんな日々の中、日本を代表するアニソン歌手を奮い立たせたのは、アニソンを愛するファンだった。がん公表後、水木のもとに届いた激励の声に「元気をもらったし、本当に感激しています」と感謝し、ステージから見える景色に「うれしくて言葉がないんですよ、顔を見るだけで泣けてくる」と感慨深く言葉をつむいだ。
最後は「この曲と出会って、僕の運命が変わった」と話す代表曲「マジンガーZ」を熱唱。コロナ禍を考慮して「(ゼーット!は)心の中でね」と観客に呼びかけ、笑いを誘いつつ、会場を盛り上げ、ステージを後にした。
