ひろゆき氏「人としてどうかと思う」 自民・福田氏の「何が問題か分からない」発言に
実業家のひろゆき氏が31日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について言及した。
番組では、自民党と旧統一教会の関係を問われた自民党の福田達夫総務会長の発言について議論。福田氏が「正直僕自身が個人的に全く関係がないのでなんでこんなに騒いでいるのか正直よく分からないというのはあります」「我が党が組織的にある団体から強い影響を受けて政治を動かしているのであれば問題かもしれないが、僕の今の理解の範疇だとそういうことが一切ない」「正直言います。何が問題なのか僕はよく分からない」などとコメントしたことを紹介。その後、「社会的に問題が指導されている団体との関係が問題であることは言うまでもありません」との釈明文書を出したことも伝えた。
ひろゆき氏は「被害総額だけで1200億円以上あると言われていて」と切り出すと、「親が統一教会でした。親が喜ぶと思ってずっとその教えを聞いて、結局、合同結婚式で中卒の無職の韓国の人と結婚させられて韓国で生活することになって。無職で働かないから、日本で借金し続けて離婚して自己破産した」と被害に遭った元信者の女性の例を挙げた。
その上で「そういう被害が発生しているのを見て、“何の問題もないよねこの団体”って思える時点で、ちょっと人としてどうかと思う。政治家より前に」と福田氏の発言をバッサリ切り捨てていた。