菊地弁護士、TKO木本に「賠償義務の可能性」指摘 和田アキ子「えーっ!」
菊地幸夫弁護士が31日に放送されたTBS系「アッコにおまかせ!」で、投資トラブルが騒動となっているTKOの木本武宏について、返金の義務があるかどうかの見解を示した。菊地弁護士はVTRで登場。番組側の取材に応える形で木本のトラブルについて語った。
木本と、木本が出資した投資家A氏について
1:仮にA氏が実際に投資をしていなかった
2:仮に木本が1の内容を知っていた
という悪質な場合には「詐欺罪になりかねない」と指摘した。
木本はA氏に返済能力がない場合、自ら立て替えて返済する意向であるとされており、後輩の芸人にはすでに返金したと一部で報じられている。返金の義務について菊地弁護士は「お金を出した人が『弁償してください』という話になった時、今回の被害は『木本さんが紹介をしたから』『木本さんが口をきいたから、だから出資をする。お金を出す決意をしたんだ』という、ここが非常にウエートが大きいと考えています」と“芸人・木本武宏”としての信用があったことがポイントになると説明。「木本さんに賠償義務を命ずる判決が出る可能性はあると思います」とした。スタジオの宇内梨沙アナウンサーは「被害に遭った方たちが木本さんを民事訴訟した場合、今のような(菊地弁護士が示した)判決が出る可能性があるということです」と補足説明した。
MCの和田アキ子は思わぬ見解に「えーっ」と口をポカーン。宇内アナの説明も聞いて「それはそうかもしれないですね…」と言葉を絞り出した。菊地弁護士のVTRの前には、木本が立て替えて返済する意向であることについて「『自分が払います』みたいなことを(木本の所属)事務所がおっしゃってるけど、それはちょっと違うと思うんだけどなぁ」と語っていただけに、衝撃は大きかったようだ。