市村正親 主演舞台「ミス・サイゴン」6年ぶり開幕に感無量「幸せな初日」
俳優・市村正親(73)が3日、東京・帝国劇場での主演舞台「ミス・サイゴン」が6年ぶりに開幕したことを、報道各社に書面を通じて報告した。2020年にも上演予定だったが、コロナ禍で全日程中止。今年も5公演がキャンセルとなったが、先月29日に初日を迎えた。市村が演じるエンジニアなど複数キャストが演じる役もあるが、この日までに全員が出演を果たした。
困難と向き合いながらも、日本初演30周年記念公演を観客に届けて、「『ミス-』の音楽が鳴ると、母の胎内に戻ったような懐かしい錯覚すら覚える…そんな世界を感じました。お客様の熱い視線を体いっぱいに浴びて幸せな初日を終えました」と感無量。帝劇初見参で同作初出演の高畑充希(30)も、「本当に幸せです」と喜びをかみしめていた。