金子恵美氏、旧統一教会の選挙支援「受けていた」と認める 身上調査「余力ない」
元衆院議員の宮崎謙介氏と妻で元衆院議員の金子恵美氏が6日、日本テレビ系「ウェークアップ!」に出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)から支援を受けていたことを認めた。
旧統一教会と政治家との関わりについての話題で、読売テレビ・中谷しのぶアナウンサーが「金子さんご自身も議員時代に世界平和連合から支援を受けていたと」と質問した。金子氏は「当時の地元秘書に確認しましたら、旧統一教会という認識はなく、ただ選挙でボランティアとして手伝っていたということが分かりました」と釈明した。
キャスターを務める弁護士で中大法科大学院教授の野村修也氏は「団体の調査みたいなものはしないものなんですか」とボランティアの身上調査について質問。金子氏は「正直、選挙でいうと人の出入りも激しいですし、ドタバタしているということもあって、運動員レベルでは一人ひとりの(身分を調べるような)身体検査っていうのは、陣営の中では余力も余裕もないっていうのは実態だと思います」と説明。野村氏は「ポスター貼りとかをやってくれるような『ねこの手も借りたい』っていうような状況ってことなんですね」と理解を示していた。
金子氏は、宮崎氏とともに7月31日にTBS系「サンデー・ジャポン」にVTR出演し、旧統一教会との関係について言及していた。「うちの事務所も『世界平和連合』(の名前)で応援に来てたのが、旧統一教会とイコールにはなっていなかった」と、「ウェークアップ!」と同様に説明していた。