“こじるり”こと、タレントの小島瑠璃子が８日、自身のＴｗｉｔｔｅｒを更新。直筆の文書で、来年、中国の大学に進学することを報告した。

　彼女が中国進出に向けて動き出していることは１年程前から複数の週刊誌が報じてきた。本人も２０２０年初め頃から中国への移住計画をバラエティー番組などで明かしている。

　もともと頭が良いうえに勉強熱心。仕事場での段取りや気配りも完璧で、常に明確な目的をもってハンパない努力をしてきた女性だ。老若男女、有名無名問わず、共演者らも「とにかくうまい」「常に任せられる」「助けられた」と、その仕事ぶりを絶賛してきたものだ。

　スタジオの外でも、目配り、気配り、挨拶などが完璧で、筆者のような裏方に対しても、笑顔で声をかける。１０代の頃からそうした作法が身に付いていたからこそ若くしてＭＣのポジションを手に入れ成功してきたのである。

　実際に会うと、ビックリするほど美しいし、スタイル抜群。男性ファンが多いのかと思いきや、変に頑張り過ぎない結果、痛々しく見えないので女性視聴者からも好感度が高い。

　そんなこじるりは、個人レッスンで学んだ中国語もスピーディーに自分のものとし、中国版Ｔｗｉｔｔｅｒと言われる「ウェイボー」では流暢な中国語で現地のファンに猛アピールする動画を度々投稿してきた。さらには「中国でいちばん有名な日本人」として知られ、ウェイボーの現地フォロワーが１７００万人超えといわれる俳優の矢野浩二さんへの接触にも既に成功しているのだから恐れ入る。

　少し気になるのが、今回の彼女の“決断”と“発表”に対し、ネガティブな反応が少なからずあることだ。もっとも目立つのは、恋愛スキャンダルでイメージが悪くなったということと、後輩らにポジションを取って代わられたという２点だ。が、前者については、本人が早々に“ネタ”にしていたし、後者については、キャリアも実力も図抜けているこじるりと彼女たちとは比較にならないと思う。

　私には、３０歳を目前にリスタートする小島瑠璃子の勇気と決意と覚悟がストレートに伝わってくる。心から、こじるりを応援したい。