海老蔵長女・市川ぼたんが特別始球式 けもの耳帽子、しっぽつけ登場「とっても緊張しました」
「オリックス-楽天」(9日、京セラドーム大阪)
試合前の特別始球式を市川ぼたん(11)が務めた。十一代目・市川海老蔵の長女で、この日のためにキャッチボールなどで練習を積んできた。
海老蔵からは投げ方の助言を受けたという。練習については「お父さんと本当にたくさんしました」と振り返った。
一塁の白線をまたぐ前には、帽子を取って一礼。マウンドに上がり、名前がコールされた後も丁寧に一礼した。きれいなフォームから、投じられた球はノーバウンドとはならず。ただ、スタンドからは大きな拍手が送られた。最後も白線をまたいだ後に、一礼をしてベンチ裏に戻った。
登板後の第一声は「とっても緊張しました」。始球式は「とても難しかったです」と感想を話した。
市川ぼたんは26日に全国公開の映画「DC がんばれ!スーパーペット!」で声優を務めている。同作では、あざとかわいい子猫のウィスカーズ役。この日は、耳としっぽをつけて、投球に臨んだ。
声優については「声だけで表現するということが、本当にとても難しくて大変だった」という。同作にちなんで、どんなパワーがほしいか聞かれると「瞬間移動のスーパーパワー」と笑顔で即答。「忘れ物をした時とか、お水を持ってこようとしたのに、お水を持ってくるのを忘れちゃった時とか、そういう時に瞬間移動して水を入れて、瞬間移動でその場に戻る、そういう使い方です」と優しい声で語った。