東国原英夫 旧統一教会「ルールを守らない体質なんだな」会長の会見で不信感「壁がある」
前宮崎県知事でタレントの東国原英夫が11日、TBS系「ゴゴスマ」に出演。同教会の田中富広会長が10日に東京・千代田区の日本外国特派員教会で行った会見について、「ルールを守らない体質に不信感」を覚えたと語った。
会見は約1時間12分行われ、冒頭の47分間、田中会長が謝罪・主張のスピーチに費やした。当初はスピーチは15~20分の予定だったため、司会が3度制止したが、田中会長は「最後まで読ませて下さい」と鋭い口調で振り切り、続けた。
東国原は「(会見の)1回目も2回目も体質的に変わっていないな、という印象でした。だいたいルールを守らない。発言時間とか、それ自体に不信感がある。内容というより記者会見のあり方に、こういう体質なんだなという印象を持ちました」と感想を述べた。
さらに「正当化、正論を出すのはいいけど、それによって、血の通わない、言質を取られない計算に基づいた体質。なんかちょっと壁があるような感じを私は受けましたね」と語った。
田中会長は会見の中で、霊感商法については「過去も現在も行ったことはない」「2009年以降はコンプライアンスを徹底してきた」と存在自体を否定。過剰なメディアの報道により「信徒が脅しや脅迫電話など、さまざまな被害に遭っている」と主張した。