泉谷しげる 吉田拓郎を殴ったわけは「訳わかんないこと言う」 東野「正解ですよ!」
歌手の泉谷しげるが14日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。年内で芸能活動からの引退を表明している“盟友”の歌手・吉田拓郎とのエピソードを明かした。
司会の東野幸治から、拓郎の決断について問われた泉谷は「あの男はとんでもない野郎でね。わがままの代表みたいな奴で。あいつのおかげでどんだけ迷惑してきたかと思うんだけど…」と“素顔”を明かしたうえで、「あの男がよ、そうとう悩んだんだと思う。その勇気たるや、ものすごい決断だと思うから尊重します」と、敬意を表した。
東野が「どんな迷惑こうむったんですか?」と、拓郎とのエピソードを尋ねると、かつて、拓郎のコンサートで、歌手の南こうせつとゲスト出演した際の出来事を明かした。開始時間になっても主役であるはずの拓郎が一向に現れず、「待てど暮らせど来ないわけよ。俺つないでるわけよ。拓郎の客ばかりだから、しらーっとして見てるのよ俺らのこと。『春夏秋冬』やろうにもムダなわけよ」。こうせつと困惑しながら場をつないだものの、拓郎は最後まで姿を見せなかったという。
泉谷は「翌日会って、『お前何で来なかった?』って言ったら、『雨降ってたから、行きたくなかった』って。訳分かんないでしょ?」とその理由をあきれたようにあかした。
東野が「それ言われて、泉谷さんはブチ切れたりしないんですか?」と尋ねると、「殴りましたよ」と即答。これには、東野が「正解ですよ。正解ですよ!」と大笑いした。
泉谷は「当然のような顔で、『雨降ってて気分が悪い』って訳わかんないこと言うんだよ」と重ねて話したものの、一方では「当時は、『天気が悪い』って行かないミュージシャンいっぱい、いたんだよ」と理解していた。