谷隼人、千葉真一さんは「日本一のアクションスター」 過酷撮影を懐かしむ
昨年8月に82歳で亡くなった俳優の千葉真一さんの「しのぶ会」が17日、都内で行われた。
ドラマ「キイハンター」(1968年)で共演した俳優の谷隼人(75)は「千葉さんは肉体で魅せるスター。日本一のアクションスターだなと思います。日本のアクションを変えた」とコメント。同作の敵に追われるシーンでは、千葉さんから「谷、飛び降りるぞ!」と声をかけられ、走行中の車から一緒に飛び降りた過酷な撮影を懐かしんだ。
2人とも高倉健さんが好きで「晩年、どっちが(高倉さんと)親しかったかと争いをしていた」と振り返った。また、千葉さんが「谷、その後のキイハンターやりてぇな」と言っていたといい、「向こうの世界にはボスの丹波(哲郎)さん、野際陽子さんも川口浩さんもいらっしゃるし、とてもいいキイハンターやってほしいな」と天国の大先輩をしのんだ。