谷隼人 千葉真一さんは「日本のアクション変えた」 ドラマ「キイハンター」で共演

 新型コロナウイルス感染による肺炎のため昨年8月19日に亡くなった、俳優・千葉真一さん(享年82)を「偲ぶ会」が17日、都内のホテルで開催され、長女で女優の真瀬樹里(47)が喪主を務めた。

 ドラマ「キイハンター」(1968年)で共演した俳優の谷隼人(75)は「千葉さんは肉体で魅せるスター。日本一のアクションスターだなと思います。日本のアクションを変えた」とコメント。同作の敵に追われるシーンでは、千葉さんから「谷、飛び降りるぞ!」と声をかけられ、走行中の車から一緒に飛び降りた過酷な撮影を懐かしんだ。

 2人とも俳優の高倉健さんが好きで「晩年、どっちが(高倉さんと)親しかったかと争いをしていた」と意外な一面を披露。また、千葉さんが「谷、その後のキイハンターやりてぇな」と言っていたといい、「向こうの世界にはボスの丹波(哲郎)さん、野際陽子さんも川口浩さんもいらっしゃるし、とてもいいキイハンターやってほしいな」と天国での再共演に思いをはせた。

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