玉川徹氏、東国原氏出馬に「知事って良かったという感じじゃないかと推察」
テレビ朝日の玉川徹氏が18日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、東国原英夫氏が宮崎県知事選出馬を表明したことに言及。前回の知事時代に2期目不出馬の理由を、地方の知事では「国の根幹を変えるまでに至らない」と言っていたことを取り上げ「それを12年たってまたやるんですか?というのは素朴に疑問」と語った。
番組では17日に行われた東国原氏の出馬会見を取り上げた。会見の中で、前回の知事時代に2期目に出馬しなかったのは、10年の口蹄疫被害の発生で29万頭を殺処分したことで、これを不服とした民間業者から行政訴訟をすると言われ、責任を取らないといけないと思ったと説明していた。
玉川氏は、「2期目辞めたときの会見を取り寄せて読んでみた」といい、「なんで出なかったかというと、4年弱悪戦苦闘したが、国の根幹を変えるまでには至らない、一地方知事の1人の力ではなかなか変わらないと、限界と言ってやめている」とコメント。そして「それを12年たって、またやるんですか?っていうのは素朴に疑問」と首を傾げた。
また不出馬会見では「65、66歳までしか脳も体も動かないと思うと仰っている」といい「今64歳、任期中に脳回らなくなっちゃうんじゃないか」とも心配した。
これにスタジオでは「そんなことはないと思うが」との声も上がったが、玉川氏は「何となくですけど、宮崎県の有権者がどう思うかですが、知事をやって、国会議員やって、総裁目指して、タレントもやってみたけど、知事って良かったなという感じなんじゃないかと、個人的には推察しますけどね」と話していた。