紀藤弁護士、萩生田政調会長は旧統一教会と「確信的に関わられた」

 30年にわたって、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題に取り組む紀藤正樹弁護士が18日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、自民党の萩生田光一政調会長に対して「残念。確信的に統一教会と関わられたんだなと思います」と切った。

 萩生田氏は今年6月18日に、当時参院選に立候補が予定されていた生稲晃子議員とともに、教団の関連施設を訪問していたことが明らかになっている。「ミヤネ屋」生放送中にぶら下がり取材に応じ、施設訪問などについてコメントした。

 萩生田氏は旧統一教会の霊感商法などについては理解していたが、その後は「悪いうわさを聞くこともなかった」と説明。「その後悪いうわさを聞くこともなかったし、名称は似てるという思いはありましたがあえて触れなかった」とし、関連施設を生稲氏とともに訪問したと認めた。

 一部で、教団の礼拝に訪れ、公演なども行ったと報じられたことについては「まったくありません」と断言。バーベキューに参加したという報道にも「ジャージ姿でも背広姿でも参加したことはありません」とした。

 教団の関連団体「世界平和女性連合」との関わりについては「活動に一定の理解を示していました。財政的な支援を受けたことは一切ございません」と説明した。選挙時の支援については認識していなかったとした。

 生中継を見ていた紀藤氏は「正直、被害者の立場で活動してきた弁護士としては発言は残念」とバッサリ。教団との関わりについては「うっかりから確信犯まで濃淡があると思うんですけど、かなり確信的に統一教会と関わられたんだなと思います」と指摘した。萩生田氏が2014年に教団と接点があったことは明らかになっており、「警察の捜査は2010年ごろまで続いてるんですよね。ですので、そこからたった4年で『報道されない。知らなかった』というのはうっかりというよりもむしろ確信的な感じがします」と説明した。

 生稲氏とともに教団施設を訪れたことについても「選挙支援(を求める)に決まってますよね」と前置きした上で「ご自身は選挙支援のことについては詳しく分からない、それはちょっと説明になってないのかなという風に思います」と指摘。ぶら下がりではなく、「やはり記者会見で丁寧な説明をしていただきたい」と求めた。

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