ＮＨＫ党の東谷義和参院議員（ガーシー）と、日本維新の会・音喜多駿政調会長の対談が１８日、編集者の箕輪厚介氏のユーチューブチャンネルで配信された。ガーシー議員の著書「死なばもろとも」の発売記念で、「不登校議員ガーシー×居眠り議員音喜多駿　国会出席は絶対か？」として議論が行われた。

　音喜多議員が、現在ドバイに滞在し当面国会欠席する見込みのガーシー議員に対し、「是非国会に来て頂き、お会いしたい」と求めると、ガーシー議員は「全然行きますよ。行く資格を持ってる。世論が行かへんやつに議員やらすなとか言ってるけど、そんなことはどうでもいいんですよ。お前らに言われたないと思ってる部分があるんで」と述べた。

　そのうえで「日本に帰ったらどうなるか分からない不透明な部分を、ちゃんと明確に色づけしてくれないと帰るのにすごい不安が残る」と語った。

　現状を「ドバイでなに不自由ない生活をしてるので」と伝え、「リモートでできない事なんてないと思ってる。学校行って寝るくらいならリモートでテスト１００点とるほうがえらいと思うんですよ。それがなんでわからへんねん」と述べた。

　政府が企業などにリモート推奨しているとして「国会だけは出てきなさいでは話が通じない」と指摘した。

　音喜多氏は「今のルールが出席となっているので、出なきゃいけないと思いますが、ガーシーさんが問題提起していることも正しい」と語った。書類の読み上げのみで質疑は後日となる会議など、リモートで十分と思えることも多いとした。

　ガーシー議員は「国会って非効率やし、非効率をたてにして俺のことクビにしようと。お前らが俺のこと選んだんちゃうやろと、何回も言うように」と指摘し、「それくらいやったら国民投票しろと思ってる。国民が俺のことやめさすんやったら、やめますよ。僕が行かへんことに対して、除名しますよとか偉そうなこと言ってますけど、なんでお前らがそれを決めれんのって、僕ははてな」と語った。