玉川徹氏、杉田水脈氏の政務官就任「こういう人を自民党が認めることが問題」
テレビ朝日の玉川徹氏が19日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。第二次岸田改造内閣で、杉田水脈衆院議員が総務大臣政務官に起用されたことについて、「こういう人を自民党は認めることが問題」と述べた。
番組では、杉田氏が過去にLGBTや女性への差別発言で物議を醸したことや、政務官就任の記者会見で杉田氏が「過去に多様性を否定したこともなく性的マイノリティーの方々を差別したこともない」などと発言したことを取り上げた。
玉川氏はこの発言について「もしも、本当は差別している認識があるのに、こういうふうに言っているとすれば、不誠実というか嘘つきですよね。一方で、本当にそう思ってるんだったら。“私、差別なんでしたことない”って本当に思ってるんだったら余計たち悪いと思うんですよね」と話した。
国会議員が言葉を尽くすことが何よりも大切なことと指摘。「言葉が何より大事なんですよ。その言葉をこういうふうな扱い方をしている人は相応しいんだろうかと思う」と資質について疑問を投げかけた。
さらに玉川氏は、有権者からの審判を直接受ける選挙区ではなく、比例単独での立候補で当選していることも問題視。「党として高い順位に付けちゃったら当選しちゃうんですよね。2017年から高いんでしょね、比例の順位が。だから党としてこの人を認めているってことなんですよね。こういう人自民党は認める政党なのかということが問われているんだと思いますよ」と、自民党の責任は重いと話した。