木下博勝医師 現場の非常事態伝える 咳、喉、解熱など薬不足深刻「どうしよう…(涙)」

 ジャガー横田の夫で「さいたま新都心ジャガークリニック」院長を務める医師の木下博勝氏が19日朝、インスタグラムを更新。新型コロナウイルスの感染が拡大し、咳止めや喉の炎症を抑える薬がなくなってきている現状を伝えた。

 「昨夜、隣の薬局から、咳止めのアスベリンが無くなりました、喉の炎症を抑える薬も無くなります、と連絡が有りました」と明かし、「咳止めは他にもあるとして、喉の炎症はトラネキサム酸くらいしか無いのに、えー!!」「カロナールが無いのは、マスコミの報道等でもご存じと思いますが、妊娠中の方に限って出している状況ですし、解熱はロキソニンのみ、ブルフェンも殆ど有りません」と治療薬が次々と不足している現状を伝えた。

 第七波のピークが見えず、コロナの感染者は19日、2日連続で過去最多を更新したことが報じられた。木下氏は「まだまだ、コロナの方多いのに、どうしよう…(涙) この様な状況、1994年に医師になって以来、初めてです」「クリニックも満身創痍ですが、薬局も同じで、昨日会った薬剤師の方も疲労困憊でした」と現場で感じる医療の非常事態を伝えた。

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