舌がん手術の堀ちえみ「言葉が通じにくい為に受ける、いじめ的な屈辱が心に傷」 術後3年半

 19年2月に舌がんの手術を受けたタレント・堀ちえみ(55)が19日、ブログを更新。舌の6割を切除し、太股から皮膚を移植して再建したが、「言葉が通じにくいがために受ける、社会生活の中でのいじめ的な屈辱」が心の傷となっていることを打ち明けた。

 手術から3年半たち、18日は舌がんの術後の経過観察で、CT検査などを行ったという堀。主治医の目視の診察では、異常はないと伝えられたことを明かした。

 「身体の方が順調で何よりですが、実は…心の方は取り残されている状態」と切り出し、「言語や口腔内の後遺症へのコンプレックス」「言葉が通じにくいがために受ける、社会生活の中でのいじめ的な屈辱。(特に介添が必要とされないためものを尋ねたり道を説明したりした時に受ける小さな屈辱は心に傷を重ねていきます)」「気にしていないと思っていても、時にとても哀しくなります」と告白した。

 感謝の気持ちを持つことで一時的に前向きになるが、再びつらい気持ちになり、「涙を流す」ことも。「どうしようもないほど辛くなり考え込んだりして眠れなくなることも、術後よりも今の方が多くなってきたように思えたりもします」と明かし、「前向きに生きようと思うしかなく、時々後ろを振り返り泣いて。また前を向き直して生きていく。その繰り返し」だと説明した。

 「こころの傷」を「専門家のもとで、治療にあたった方が良いのかな」と思うこともあり、「術後5年の一区切りまでに、心もきちんと癒せればいいなと思います」とつづった。

 堀は19年4月に食道がんの手術も受けている。

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