「サンモニ」姜尚中氏、日韓の関係改善には「南北の統一」が必要と主張
政治学者の姜尚中氏が21日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、日本と韓国の関係改善について「南北の統一がなされない限り」
韓国の尹錫悦大統領が日韓関係の改善に前向きであるというニュース。姜氏は「李ラインがあって、漁民が拿捕(だほ)されたり、金大中氏の拉致事件が起きたとき、国家主権が侵害された」とコメント。韓国の李承晩大統領が1952年に一方的に設定した境界線に言及し、日本の漁船が韓国に拿捕された歴史にも言及した。なお、竹島もこの李承晩ラインを根拠に韓国側は自国領土と主張している。
姜氏は日韓の関係改善については「時間がかかると思います」と慎重な姿勢。「最終的には南北(朝鮮)が統一されない限り、歴史問題というのは、ある程度フェードアウェーできないんじゃないかと」と持論を展開した。