市川由紀乃 デビュー30周年イヤーに突入 挫折を経て「歌わせていただける事が奇跡」
演歌歌手の市川由紀乃(46)が21日、デビュー30周年イヤーを迎え、都内で配信イベントを開催。記念すべき節目に突入した事に「17歳でデビューして年を重ねて、30年目を迎えさせていただけて幸せ」と目尻を下げた。
ターコイズブルーの着物姿の市川は「あっという間でした。数字とか過去の作品を見ると、いろいろな作品を出させてもらって、考えるだけで重みがある。30年たって30歳重ねてきたんだなと」と軌跡を振り返った。
1993年のデビューから現在までに燃え尽き症候群に陥り、芸能界を離れた時期もあった。つらい過去も経験して「本当に歌を歌わせていただける事が奇跡。最後まで歌える人生を続けていきたい」と目標を定めた。
24日発売の新曲「石狩ルーラン十六番地」は、壮大な石狩の自然を舞台に愛する人を失った女性の悲しみを描く。市川にとって具体的な地名が入った楽曲は初めてで「早く石狩に行きたいですね」と訪問を待ち焦がれた。