Da-iCE “レコ大効果”実感 受賞曲3億再生、全国ツアー完走で涙「走り続ける」

 ツアーファイナルでファンを湧かせるDa-iCEの(左から)工藤大輝、大野雄大、和田颯、花村想太、岩岡徹
 ツアーファイナルで躍動するDa-iCEの(左から)岩岡徹、花村想太、工藤大輝、大野雄大、和田颯
 ツアーファイナルで躍動するDa-iCEの(左から)岩岡徹、花村想太、工藤大輝、大野雄大、和田颯
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 昨年の「日本レコード大賞」を受賞したダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが21日、横浜・ぴあアリーナMMで、全国アリーナツアーの最終公演を行った。

 受賞曲「CITRUS」のサブスク再生回数は、昨年末に1・5億回だったのが、今月6日に倍増の3億回を突破。受賞後初の単独ツアーで、4都市全7公演が完売となり、リーダーの工藤大輝(35)は「あの曲から知って、ライブを見に来てくれた人も多いと思う」と“レコ大効果”をかみ締めた。

 転機をもたらした同曲の歌唱前には、花村想太(32)が「FIRST TAKE風に」と演出を紹介。YouTube人気コンテンツのように、大野雄大(33)とのツインボーカルがそれぞれスタンドマイクに向き合った。歌い終えると、“一発撮り”を意識して「わざと間違えようかと思った。『もう1回』とか言って」とおどけた。

 ヒット曲「DREAMIN´ON」などに加え、新曲「スターマイン」(22日配信)も初披露するなど、ツアーとしては初のバンド編成で24曲を熱唱。コロナ状況下でのツアー完走をファン1万人からハミングで祝福され、感極まった和田颯(28)は「皆さんの声を聞けるまで走り続けます」と涙をこぼした。

 レコ大アーティストとして花村は、次なる目標を「僕たちの夢はドーム公演」と設定。サイコロにちなんで『6面』と呼ぶファンに、「5人じゃダイスは転がらない。皆さんがいて転がって成長していく。一緒に夢をかなえたい」と熱く訴えていた。

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