「マザームーン」山本朋広議員に「ミヤネ屋」でツッコミ連発、有田氏「苦しいですね」

 ジャーナリストの有田芳生氏が22日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、2017年のイベントで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁のことを「マザームーン」と呼んでいたとされる自民党の山本朋広衆院議員について「何ともくるしいですね」とあきれた。

 山本氏は「ミヤネ屋」などが送った、「マザームーン」発言などについての質問状に8月19日に文書で回答。「(韓鶴子を)『かん・つるこ』さんだと思っていましたが、会場に到着すると『かん・つるこ』さんと呼ぶ人は誰一人おらず、みなさん韓国語の呼び方をされており、『ハン・ハクチャ』と呼んでいるのか、『ハン・ハクジャ』と呼んでいるのかよく分からず、あいさつの中で人の名前を言い間違えるのは大変失礼になるので、悩んでいたところ、関係者が『英語での愛称もありますよ』と教えてくれたのが『マザームーン』でした」と明かした。

 有田氏は、山本氏が以前にも旧統一教会のイベントに出席していたとし「(読み方を)知らないわけがない。これだけの言い訳しかできないのは何とも苦しいですね」とコメントした。ジャーナリスト・鈴木エイト氏は「まぁ苦しいですね。何度も韓鶴子総裁に会っていて、いい加減名前をおぼえていてもいいんですけどね」。映像プロデューサーのデーブ・スペクターも「とぼけてると言うしかない。濃淡でいうと真っ黒だと思う」とあきれていた。

 読売テレビ・解説委員長・高岡達之氏は「関係者の方と控室で会って『マザームーン』って教えてもらってるんでしょ。(韓鶴子の)読み方聞けばいいじゃないですか」とぴしゃり。山本氏が「ご指摘のイベントには地元の世界平和連合の方からのお誘いで参加しました。旧統一教会のイベントとして認識していませんでした」と答えていたことにも「紹介者の名前をきちっと言ってますよね『世界平和連合』と。紹介者の顔を立てるもへったくれもないですよね」と語気を強めて、批判した。

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