【山田美保子のミホコは見ていた!】解説でも最強のオグシオペア
22日に開幕した「世界バドミントン東京2022」で応援キャスターを務めているのがバドミントン元日本代表選手で、全日本総合選手権5連覇、デンマークオープン優勝など、国内外の大会で輝かしい成績を収めてきた「オグシオ」こと小椋久美子と潮田玲子だ。
戦績だけでなく、公式写真集やDVDをアイドル以上に売り、所属会社はもちろん、競技の知名度を劇的に上昇させた「オグシオ」。以来、多くの後輩選手が世界で好成績を残し、特に女子ペアは頂点を目指すライバルの多くが日本国内にいるという状態だ。選手2人の名字を略したペア名が多くの競技で使われるようになったのも、2007年、「流行語大賞」に「オグシオ」が選ばれたからに他ならない。
このたび、14年ぶりにタッグを組んだ2人の想いや、ペア解散までの経緯などがテレビ朝日公式YouTube「背番号5」とテレビ朝日バドミントンの公式Twitterで公開され、大きな反響を呼んでいる。その他、TVerやテレ朝動画などでも随時配信が開始されるそうだ。
ペア時代の強みについて「どちらかの調子が悪くても、パートナーがしっかりと我慢して支えること」と絶賛したのは陣内貴美子。
22日、「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)内の「教えて!オグシオ先生!」でも、「オグシオ」の2人は、異なるキャラクターを瞬時にカバーしあいながら「フクヒロ」(福島由紀・廣田彩花)ペアの特徴を説明。ネットを挟んで、実際に小椋がシャトルを打ち、潮田が拾い、「フクヒロ」が金メダルを獲得するためのカギを生解説していた。
その姿は惚れ惚れするほど美しく、ポイントを突いた解説は実にわかりやすかった。元々、潮田は同番組のコメンテーターで、スポーツコーナーはもちろん、2児の母として、生活者として、真っすぐな言葉に定評がある。
小椋は「ドデスカ!」(メ~テレ)のコメンテーター。勉強熱心ゆえ、スポーツのみならず、すべてのニュースに的確に、堂々とコメントをしている。私は彼女の身体を張ったロケや食リポ、インタビューなどが大好きだ。
喋りも長けている「オグシオ」ペアは、大先輩・陣内貴美子のように、報道番組のメインはもちろん、多くの番組からお声がかかりそうな予感。再ブーム到来は間違いない。