歌手や女優など、マルチに活躍する声優の平野綾（３４）が２５日、大阪市内で「はるかそよかの音楽に恋してｍｅｅｔｓ平野綾～クラシックからポップスまで～」（１１月２３日、サンケイホールブリーゼ）の取材会を行った。

　ワインレッドのワンピースに、巻き髪で会見に登場した平野。今年２月、元宝塚歌劇団月組トップスター・龍真咲がゲスト出演した第１回を、ネット配信で鑑賞した平野が「クラッシックのコンサートでこんなに面白いのは初めて」と感激し、今回のオファーを快諾した。

　１部でチェロ奏者の姉・林はるかと、ピアニストで作曲家の妹・林そよか姉妹による演奏。第２部では２人の伴奏をバックに、平野が主人公の声優も務めた人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の挿入歌「Ｇｏｄ　Ｋｎｏｗｓ...」などを披露する。

　中でも「初めてのチャレンジ」と話すのは、ジブリアニメ曲のメドレーだ。お気に入りは「ハウルの動く城」の挿入歌『人生のメリーゴーランド』。ただ、「あの曲はインストなので私、歌えないんですよ」とオチを付けながら、「でも、どうしても２人の演奏を聴きたかったので、オープニングに入れてもらいました。一番近い場所で聴かせていただきながら、メドレーに入ります」とＰＲした。

　曲目は当日までのお楽しみだが、「国民的なアニメで、メドレーに絞る曲を選ぶのが大変で…。絞りきれずに１０曲以上は歌うんです」とし、「これだけでコンサートができるんじゃないんですかね」と笑わせていた。