【全文】ryuchell「僕には隠していた部分がありました」これからは「本当の自分で」
“ぺこりゅう”ことモデルのryuchell(りゅうちぇる、26歳)とpeco(ぺこ、27歳)が離婚したことが26日、明らかになった。所属事務所が同日、デイリースポーツの取材に「法的には夫婦ではない」と語り、すでに離婚届を提出していると説明した。2人は25日のインスタグラムで、“夫妻”ではなくなり、「パートナー」として18年7月に誕生した息子(4)を育てていくと投稿した。思いを伝える全文を掲載する。【以下、ryuchellのインスタ全文】
いつも応援してくださっている皆さまへ。
僕たちの家族についてお伝えしたいことがあります。
8年前にてこと出逢い、僕はてこを好きになりました。女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした。
てこはそんな僕に自信をくれて、男としての幸せを教えてくれました。
お付き合いしていく中で、こんなにも楽しくて、お互いを高め合えて、辛い時も乗り越えられる。そんな関係性を、そんな愛を、自分が女性と築けるとは思ってもいませんでした。
一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して 夫婦になる道を選択し そしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました。
かけがえのない息子の父親であること。信頼できるてこの夫であること。ryuchellという芸能人であること。そんなこの上ない幸せな日々を守るために、自分を隠してでも、そう生きていくと心に決めていました。
そんな中、メディアで自分のこれまでの生き方や、”夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、”本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。
これまで皆さまに多様な生き方を呼びかけてきた僕なのに、実は僕自身は、”夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。”夫”であることは正真正銘の’’男”でないといけないと。
父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、’’夫’’であることには、つらさを感じてしまうようになりました。
もちろん自分が覚悟して決めた道なのだから、どんなにつらくても、愛する家族のために自分の本当の気持ちを押しころす事が愛だと、強く強く思う反面、誰にも、そしててこにさえ、本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました。こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえ辛いと思ってしまう瞬間もありました。
このままでは自分が本当にダメになって 一番守りたい家族のことも守れなくなってしまうと感じ、これまでの事、今の思いを、てこに全て打ち明けました。
打ち明ける事は本当に怖かったし、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。てこに何と言われるかも想像が出来ませんでした。
だけどてこは、「今まで辛かったね」と泣いて抱きしめてくれました。その深い愛に涙が溢れて、僕が思っていた以上に、僕がどんな人間であれ、てこは僕という存在を理解し、大切に思ってくれました。
僕自身”夫婦”という形を覚悟して選び、そしててこも覚悟して、僕に人生を捧げる道を選んでくれたのに、
僕の弱さのせいで、夫として、男として、てこを守ることが出来なかったこと。
どれだけ伝えても足りないほど、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、家族として、パパとしては、何があってもこの幸せは守りたいと強く思いました。
それから2人で今後についてよく話し合い、これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました。
もちろん、今まで通り家族で暮らします
まずここまで読んでくださった皆さん、きっと驚かせてしまったと思います。今お話しさせてもらった通り僕には隠していた部分がありました。
その僕を信じて応援してくださっていた方、本当に申し訳ありません。また、関係者の皆さまには、比嘉企画の代表取締役として多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
そして、最後に信じて欲しいというのはおこがましいですが伝えたいことは、今までメディアに出させていただいた中で発してきた、生き方への考え、そして、てこへの愛の言葉には、嘘はなにひとつありませんでした。
これからは、今こうして皆さまに打ち明けられた事によって、僕自身が認めてあげられた本当の自分で、新しい形の家族を愛していきたいです。
そしてryuchellとしても皆さまに応援していただけるような存在であれるように、これからは本当の自分を大切に頑張ります。