BEYOOOOONDS 虎魂で元気を 虎のジャケ写&新曲「最も激しくかっこいい曲」
ハロー!プロジェクトの12人アイドルグループ・BEYOOOOONDSが、9月28日にセカンドアルバム「BEYOOOOO2NDS」(読み・びよーんずせかんど)をリリースする。このほどジャケット写真が公開され、中央には何と虎が鎮座。収録楽曲「虎視タンタ・ターン」も“虎”つながりのタイトルでアグレッシブな魅力にあふれている。メンバーの一岡伶奈(23)、西田汐里(19)、江口紗耶(19)が、「虎」で日本を元気にすることを宣言した。
「負けてられっか!」
「陣取ってけ! センターだ」
「今 日本は虎視タンタ・ターン」
インパクト大のジャケットに加え、歌詞もアグレッシブ。曲中では「がおーっ」と何度も吠えまくる。その姿はまるで「猛虎」だ。
8月7日にメジャーデビュー3周年。おっとり可憐なビジュアルとは裏腹に、そのパフォーマンスは体育会系なガッツが満ちあふれている。西田は「BEYOOOOONDS史上、最も激しくてかっこいい曲。毎回、倒れ込むくらい筋肉がバッキバキになってる。みんなのエネルギーがダイレクトに感じられて、魂で歌っています。日本中に元気を与えられたらと思います」と自信を見せた。
また、虎といえば、兵庫県出身の江口にとっては阪神が身近な存在。「幼い頃から家族とテレビを見ていて『ホームラン打った~』とか『勝った~』とか、元気をもらったりしていました。今回、私たちも『虎』ということで、勢いと元気を出していきたい」とタイガースさながらに盛り上げるつもりだ。
そして、今アルバムで密かに話題を呼んでいる曲がある。「UNIT盤」に収録されている「待ち合わせはJR梅田駅で」。大の鉄道マニアの一岡をリーダーに、西田、江口、島倉りか(22)からなるグループ内ユニット「CHICA#TETSU(チカテツ)」が歌唱している。
大阪のメインターミナル駅として阪神、阪急、地下鉄は「梅田駅」があるが、JRは「大阪駅」。「JR梅田駅」は実際には存在しない“架空の駅”で、曲目が発表になった8月7日には、SNSで「会えないじゃん」などとツッコミが飛び交い、「JR梅田駅」がトレンド1位に躍り出た。
西田は「付き合って1年のカップルが大阪に旅行するというストーリー。でも、JR梅田駅はないですよね。そこで待ち合わせということで、すれ違いみたいなものが面白い曲になっています」と解説。しかも、梅田の地下街は広く複雑なことで知られ、関西出身の江口でも「一人で行くと迷子になる」というほど。歌詞は未公開で、一岡は「会えるかどうか、楽しみに聴いてみてください」といたずらっぽく笑った。
ユニット名にちなみ、これまでも「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」「二年前の横浜駅西口」といったご当地駅ソングを発表。情景が思い浮かぶような歌詞に熱烈なファンも多いが、「JR梅田駅-」で初の“関西進出”。趣味が「鉄道の座席の硬さ比べ」というほどの電車マニアの一岡は「いつか47都道府県の駅の歌を達成できたらいいな」と、虎視眈々と全国制覇を狙っていた。
◆一岡伶奈(いちおか・れいな)1999年2月25日生まれ。東京都出身。グループ内ユニット「CHICA#TETSU」リーダー。趣味・山手線の駅一周言えること、東京メトロの路線名とカラーを全て言えること、電車の椅子の硬さを比べること、映画鑑賞。A型。メンバーカラーはライトブルー。
◆西田汐里(にしだ・しおり)2003年6月7日生まれ。京都府出身。趣味・ハロプロの動画を見ること、お買い物、お昼寝。B型。メンバーカラーはホットピンク。
◆江口紗耶(えぐち・さや)2003年8月1日生まれ。兵庫県出身。趣味・お菓子作り、歌を歌うこと、可愛い靴を集めること。メンバーカラーはデイジー。