膳場貴子アナ断罪「合同結婚式は教団による最たる人権侵害」報道特集で統一教会の実態に迫る
フリーアナウンサーの膳場貴子が27日放送のTBS「報道特集」に出演。政治家との関係性が問われている旧統一教会について「合同結婚式は人権侵害の最たるもの」と断罪した。
この日の番組では合同結婚式に参加した経験を持つ元信者の女性らを膳場アナが取材。教団の実態に踏み込んだ。
まとめとして、膳場アナは「合同結婚式はこの教団による人権侵害の最たるものだと思った。教団はカルト的な思考回路によって、信者がつらさを感じない状態に仕立てた上で、見知らぬ人との結婚によって、心身共にリスクを負わせるわけです。人によっては取り返しのつかないほどに人生を破壊されたというケースもあります」と印象を語った。
その上で、現在、与野党の国会議員が統一教会との関係性を指摘されていることに対して「旧統一教会に深い関わりを持ってきた政治家というのは、そうした人権を無視する教団と関わってお墨付きを与えてきたということを改めて申し上げておきたいと思います」と厳しく指摘した。
またキャスターの金平茂紀氏は、「日本の政治家たちの弁明を聞いていると」「政治家の側に旧統一教会の思想信条に通じるものがあったんじゃないか」と指摘。「知らなかったとか認識が甘かったというのは非常に卑怯な言い逃れ」とぶった切った。