中森明菜がリハで脱臼した伝説の83年紅白 黒柳徹子明かした18歳歌姫の動揺
女優の黒柳徹子が27日放送のテレビ朝日系「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演。歌手・中森明菜の思い出について語った。
大人顔負けの知識を持った子ども「博士ちゃん」が登場する同番組。この日は2時間半の特別番組で「子ども博士が選ぶ昭和アイドルベスト20」を発表した。黒柳は「ザ・ベストテン」や「徹子の部屋」で司会を務め、昭和アイドルと絡みも多かったことから思い出話を披露した。
ベスト20で1位に輝いたのが中森だった。黒柳は、博士ちゃんから、紅組司会を務めた1983年のNHK「紅白歌合戦」に中森が初出場した際のことを聞かれた。
中森は紅白のリハーサル中に右膝を脱臼。松葉杖をつくほどのけがを負ったが、本番は見事に歌いきったという。黒柳は「私は感心しましたよ。よく歌えるなって。でも凄く手が震えていた。明菜ちゃんでも震えるんだなって」と18歳の歌姫の動揺を明かした。
続けて「明菜ちゃんが震えていたから、『震えちゃう?』って聞いたら『震えますね』と笑ってました」とそれでも乗り切ったハートの強さを語った。
黒柳は「明菜ちゃんって、みんなが思うほど暗い人じゃないのよね。面白いことを言って笑ったりするところもある」と冗談好きでよく笑う人という素顔を公開していた。