YOSHIKI コロナ禍乗り越え3年ぶりディナーショー 涙で感謝「みんなのおかげ」
X JAPANのYOSHIKIが28日、都内で、ディナーショーの最終日を迎えた。コロナ禍により中止を余儀なくされていた恒例イベントを3年ぶりに開催。自身最多となる11日間20公演を完走し「ここまで来れたのはみんなのおかげ。本当にありがとう」と感慨をにじませた。
新型コロナ感染拡大後、初の単独公演とあってチケットは即完売。会場ではLEDライトやレーザーなどを駆使したドームライブさながらの演出が施された。代表曲「Forever Love」などのピアノ演奏に加え、力強いドラムパフォーマンスを披露し、観客を魅了した。
ファンと念願の再会を果たしたYOSHIKIは「今年5月に母を亡くして、どうしていいか分からなくなったこともあった。それでも、みんなが救ってくれたおかげで今ここに立てています。みんなの心の声、ずっと聞こえてたよ」と、何度も深々と頭を下げ、涙ながらに感謝。パフォーマンス後には「自分には生かされている使命がある。みんなの心の支えになって、背中を押さないといけない」と自らに言い聞かせ、「これから100倍にして感謝を返してやるからな!」と熱いメッセージを届けた。
2月に「ウクライナ人道危機 緊急支援募金」に1000万円を寄付したYOSHIKIはディナーショーの前に、日本テレビ系「24時間テレビ45」にも出演して「ENDLESS RAIN」をパフォーマンスし、400万円を寄付。ディナーショーでは、恒例のチャリティーオークションも開催され盛況を呈した。