高橋英樹「遺留捜査」第9話最終話で木ミス初登場 オファーに「やっと来ましたか!」
俳優の高橋英樹(78)が、上川隆也(57)主演のテレビ朝日系人気ドラマシリーズ「遺留捜査」(木曜、後8・00)の第9話と最終話(9月8、15日放送)にスペシャルゲストとして出演していることが29日、分かった。
時代劇からミステリーまで幅広くテレ朝系で主演を務めた高橋が、本作で23年の歴史に幕を下ろす名物ドラマ枠「木曜ミステリー」に満を持して初登場。ドラマ初共演となった上川との、絶妙な掛け合いを披露する。
高橋が演じるのは、京都府警組織犯罪対策二課の刑事が殺害された事件の捜査上で浮かび上がってきた病院長・物部泰弘役。どんな患者にも優しく接する人格者でありながら何かをひた隠しにしているという、物語の鍵を握る最重要人物だ。
高橋は本作のオファーに「『やっと来ましたか!』と思いました」と笑い、「『何とかお役に立てれば!』と一生懸命演じました」と説明。上川を「長いセリフをスラスラとしっかり覚えて、スッと演じ切る。すごい役者です!」と絶賛し「どんでん、どんでんの犯人探しも面白い!ストーリーも楽しく、私も初体験の役どころです!」とアピールした。
大先輩の“参戦”に上川は「正直耳を疑いました」と告白。「僕ごときの妄想をはるかに超えて、重厚な存在感の陰に憂いを隠した、繊細な物部泰弘氏を創出してくださいました」と高橋の存在感と造形力に脱帽し、「その深い胸をお借りして思い切りお芝居ができた経験は大変勉強になりましたし、実に幸せな時間でした」と敬意を表している。