三浦瑠麗氏 統一教会への反発に使用される「反日」に警告「影響は今後尾を引くことに」
国際政治学者の三浦瑠麗氏が31日、ツイッターを新規で連投。「世間の統一協会への反発」を論じる際に、「反日」というワードが使われていることに着目し、「相手を批判したいがばかりに『反日』という言葉を使ってしまった影響は今後尾を引くことになる」と指摘した。
三浦氏は「世間の統一協会への反発は、過度な献金強要や囲い込みだけでなく主張にもむけられています。『反日』という言葉はリベラルが従来使わなかった言葉ですが、統一協会に関してはメディアでもSNSでも多用されていますね。反応の年代差を説明する要素として、韓国への反発の強さは連関があると思いますよ。」とツイートした。
続いて「そして、相手を批判したいがばかりに『反日』という言葉を使ってしまった影響は今後尾を引くことになるでしょう。 この言葉がさまざまなところへバックファイヤーすることを予想できない人びとの存在は、わたしの合理的思考の範囲を超えています」とつづった。
さらに「『統一協会との関係』問題が多数の政党に燃え広がって燃え尽きると(これも予想できたはずだがなぜか予想しなかったらしい)、安倍さんの存在も霞み、山上も存在感を失い、韓国へのバージョンアップした反感と、いつもの左右対立だけが残った。その焼け跡から何が生まれるかも予想していないらしい。」と論述。
安倍晋三元首相の銃撃事件に端を発して存在が再認識された統一教会(現在の世界統一平和家庭連合)への批判が、韓国への反発と連関していると指摘した。