NHK会長、香川照之「昆虫すごいぜ!」に言及「番組そのものはいい番組と思うが」

 NHKの定例会長会見が1日、東京・渋谷の同局で行われた。

 前田晃伸会長は、俳優・香川照之が東京・銀座のクラブでホステスに対してセクハラ行為に及んだとする「性加害」が報じられた件について、「あってはならないことだと思います」とコメント。

 「カマキリ先生」として親しまれていた「香川照之の昆虫すごいぜ」「-昆虫すごいZ」についても、前田会長は「番組そのものはいい番組だと思うが、報道されていることを考えると、番組がいいからといって何をやってもいいわけはない。社会的に問題を起こすことは良いことではない、切り離して考えないと」と語った。

 また、「昆虫-」の今後の放送について、担当者は「現時点で、今後、放送が決まっているものはありません。これまでの放送は終わっています。再放送の予定もありません」と話し、「降板か」との問いには「番組自体、放送が終わっております。今後決まっているものはございません」とのコメントを繰り返した。

 香川が原作・エグゼクティブプロデューサーを務めるEテレのミニアニメ「インセクトランド」については、直近で9月5日の放送を予定しているが、同担当者は「事実関係を確認し、適切な対応を検討していきたい」と話した。

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