女優・のん（２９）が３日、都内で行われた主演映画「さかなのこ」の公開記念舞台あいさつに出席。魚がテーマの作品にちなみ、曲線が特徴的な緑と黒の熱帯魚風衣装で「お魚を意識して着てきました」とはにかんだ。

　タレントで魚類学者のさかなクンの自叙伝を映画化。主人公のミー坊を演じたのんは「さかなクンは老若男女のヒーロー。ミー坊も好きという理由が原動力だけど、私も同じでシンパシーを感じる」と共通点を明かした。

　この日はさかなクンも登場。自身の半生を描く作品に「夢のような気持ち」と笑顔を見せ、のんへハコフグ帽をプレゼント。帽子を被るのんは「ギョギョギョ！うれしい！これいつかぶってもいいですか」と笑顔を咲かせた。

　海が舞台だけに飛び込み練習を潜水プールで行ったという。役作りを「監督も水着を着て入ってくれたので心強かったです」と振り返り、自身について「潜る方が得意でした。水面は泳ぐのは苦手ですけど」と明かした。