舞台「キングダム」にIMPACTors・鈴木大河、乃木坂46・梅澤美波ら出演決定
動乱の中国・春秋戦国時代を描き、累計発行部数9000万部を突破した国民的大人気コミックを初めて舞台化する「キングダム」(来年2月5~27日、東京・帝国劇場)の第2弾キャストが4日、分かった。
既に主人公の2人、信役を三浦宏規と高野洸が、後の始皇帝となるエイ政・漂役を小関裕太と牧島輝がWキャストで演じることが発表されている。
今回、明らかになった第2弾では、エイ政の異母弟でエイ政に対してクーデターを起こし、玉座を手にする成キョウ役を、ジャニーズJr.ユニット・IMPACTorsの鈴木大河と俳優の神里優希がWキャストで演じる。
原作好きで全巻読破していたという鈴木は「少しクセのある役ですが、原作をリスペクトしながら、お客さまに愛されるよう自分なりに考えて臨みます」、神里は「夢、憧れ」という帝劇出演に「今の気持ちをどう言葉にすればよいか。背伸びをせず僕が今、持っている力を全身全霊をかけて注ぎ、演じます」と意気込んだ。
山の民を圧倒的な力で率いる“山界の死王”楊端和は乃木坂46・梅澤美波と美弥るりかのWキャスト。梅澤は「この戦いに私も挑めるのだと思うと今からワクワクしています」、原作ファンという美弥は「強さと鋭い知略と美しさを備えた魅力的な楊端和を演じられることを今から楽しみにしています」とコメントした。
絶大な人気を誇るキャラクター・王騎を演じるのは山口祐一郎。「信頼する演出家山田和也さん、未来そのもののような若人たちと帝劇の舞台から中国の大地をお見せできたら」と願っている。
その他の配役とコメントは次の通り。
【河了貂】川島海荷と華優希のWキャスト
川島「作品と真摯に向き合い、貂と共に戦い、カンパニーの皆さんと気持ちを高め合って、新しいキングダムを魅せていきたい」
華「大好きなキングダムの世界に生きられることを心から幸せに思います。共演者の皆様と共に夢を追い、河了貂として熱く生き抜きたい」
【壁】有澤樟太郎と梶裕貴のWキャスト
有澤「生真面目で品があって仲間思いででもどこか頼りない、もう愛おしさしかない壁を帝国劇場で演じさせていただけることが夢のようです」
梶「真面目で堅実、熱く心優しい男・壁。彼の魅力は人間力だと思っています。まだまだ発展途上でありながら、誰からも愛されるような壁を、真摯に丁寧に作り上げて参ります」
【紫夏】朴ロ美と石川由依のWキャスト
朴「以前、エイ政を演じたことがあり、そのエイ政と関わり深い紫夏を演じられることにご縁を感じております。エイ政と見上げた月を胸に、頂いた光を次の者へ繋げます。劇場にて迸る命たちを見届けてください」
石川「原作を拝読し、母のように厳しく温かく、そして最後の最後まで強く逞しく…そんな生き様にとても感銘を受けました。紫夏という女性の命をご来場の皆様の心に刻めるよう、頑張りたい」
【左慈】早乙女友貴
早乙女「左慈の印象は『自信』だからこそ絶対的な怖さのある人。今回生演奏ですし、舞台ならではのキングダム、生のキングダムを楽しんでもらえると思います」
【バジオウ】元木聖也
元木「漫画も全巻持っていて何周も読み返しています。戦国の時代を生きた人たちの熱を大切に、全身全霊で挑んでいくので、ぜひ目の前で広がる壮大な物語を体感していただきたい」
【昌文君】小西遼生
小西「あのキングダムを舞台化という、原作の物語にも負けず劣らずの壮大な挑戦を今から楽しみにしています。争乱の時代に義を持って荒々しく力強く生きる姿を通して、皆様に日々の活力を与えられる舞台作品になればと思います」