５日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」では、全く客が来なくなった沖縄料理店「ちむどんどん」をめぐり、暢子（黒島結菜）が矢作（井之脇海）に暴言を吐いてしまう。その後謝った暢子に対して矢作がかけた言葉に、ネットには胸を熱くする言葉が集まった。

　この日の「ちむどんどん」では、解決策が見えないまま店内は不穏な空気に。「早めに閉店した方が傷は浅くて済むんじゃねえか」と言った矢作に、暢子が「何があってもこのお店は閉めません」ときっぱり。「結果が出せなきゃつぶれちゃうの」と言った矢作に、暢子は「うちは矢作さんとは違います！」と言い返してしまう。

　かつて「フォンターナ」から勝手に独立してイタリアレストランの店を出したが、すぐにつぶしてしまった矢作には言ってはいけない言葉。さすがに夫・和彦（宮沢氷魚）が止めるが、矢作は怒ることもなく「約束覚えているよな。１日でも給料が遅れたり、きっちり全額もらえねえなんてことあったら、オレは即辞める。オレはこの店と心中するつもりはねえから」と冷静に言ってラーメンを食べに出て行った。

　昼休憩の後、暢子が「つい、カッとなってしまって大変失礼なことを言いました。本当にごめんなさい」と頭を下げると、矢作は「大したもんだ。オレは自分の店が傾き始めた時、客が来ねえのは全部天気や不景気、従業員のせいにして当たり散らした。謝ることができるおまえは大したもんだ」と大人の対応を見せた。

　この矢作の態度に、ネットは「『大したもんだ』矢作沼にインしました」「矢作…めっちゃ成長してるやん！涙」「矢作さんの台詞、全部的確で全然嫌味じゃない件」「矢作は優しい」「矢作さんは少し口が悪いだけで言う事は何も間違っていない」「反論しない矢作の姿　ヨカッタ」と、称賛するコメントが並んだ。