「鎌倉殿」 「てててて」三善殿に「MVP」と絶賛の声 珍しく?ミッション成功
4日に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、政子(小池栄子)から、書き写した和歌を「さりげなく」実朝の目に付くところに置くように頼まれた三善康信(小林隆)が、そのミッションをしっかり果たしたことから、ネットでは今回の「MVP」との声が上がった。
この日の「鎌倉殿の13人」では、政子が三善を呼び出し紙の束を渡す。「頼朝様が都から送られた有難い和歌集が蔵の中にたくさんあるでしょう?でもおいそれと持ち出すわけにいかないと、大江殿に言われたので」と説明。三善は「書き写されたのですか?」と驚くと「あの子が気に入りそうなものだけ」と母の顔。そして「これを鎌倉殿の目につくところに置いてきて」と三善に頼む。
三善は「直にお渡しになっては…」と言うも、政子は「私が渡して追い詰める形になるのは嫌なのです。さりげなく…」と念押し。三善もそれを受け入れる。
そしてその言葉通り、三善は実朝の部屋の文机の下にさりげなく政子が書き写した和歌の紙束を置き、それを実朝が気付き食い入るように読み始める…。
政子からのミッションを無事に成功させ、実朝に和歌の存在を気付かせた三善。前回の放送でも「ててててて」と分かりやすく和歌を解説し、実朝の興味を引きつけていた。実朝は今後、和歌の才能を開花させ、27歳と若くして亡くなるにも関わらず、小倉百人一首にも選出され、金槐和歌集も著している。
そのきっかけを作った三善にネットも「三善殿のことだから、きっと部屋のど真ん中に置いてくるか全く気付かれなさそうなところに置いてくるかの2択だろうなあとか思ってごめん」「三善殿、グッジョブ」「三善殿の作戦が(めずらしく)功を奏した場面」「三善先生のファインプレー」「個人的には今回のMVPは三善殿に」などの声が上がっていた。