「鎌倉殿」次回 悪女りく、畠山殿に無茶苦茶な理不尽 京で政範暗殺の濡れ衣か 最悪事態

 鎌倉御所にて。時政が武蔵国を我が物にしようとしていると告げる重忠=NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第35回から
 北条館にて。政範は畠山重保に殺されたから敵をとってほしいと北条時政(坂東彌十郎)をたきつけるりく(宮沢りえ)=NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第35回から
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 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は次回11日に第35回「苦い盃(さかずき)」が放送される。

 前回第34回では、幕府執権の座に就いた北条時政(坂東彌十郎)と、背後で糸を引く妻りく(宮沢りえ)のやりたい放題が目立つ中、時政は比企家を滅亡させたことに乗じて武蔵国に介入。娘婿で武士の鑑と称される畠山重忠(中川大志)ににわかに信じがたい条件で、武蔵の現場最高職の惣検校職を返上するよう要求した。疑念を深めた畠山が北条義時(小栗旬)に武蔵を脅かせば、「畠山は命がけで抗う覚悟」と伝えた。

 時政と畠山の関係が一触即発の危機となった。

 この状況下で、公式HPに掲出された次回あらすじでは、事態はさらに悪化。

 源実朝(柿澤勇人)の妻になる後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋を心待ちにしていたりく(宮沢りえ)は失意に沈んでいた。そんな中、娘婿・平賀朝雅(山中崇)が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)への疑惑をりくに告げる。一方、朝雅の振る舞いについて重保から相談された義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)に…との物語展開が予告されている。

 時政とりくの息子で、北条嫡男の政範は、16歳で将軍妻を京に迎えにゆく大役を務めたが、京で謎の急死。朝廷側の陰謀で、北条の娘婿で、りくのお気に入りである朝雅が、政範暗殺を教唆される描写もあった。

 同行していた畠山嫡男・重保に濡れ衣を着せられては、畠山家の怒りは必至。ネット上では、理不尽に次ぐ理不尽に「畠山激怒」「重保が政範を殺したと讒言してそれが決定打みたいに」「平賀朝雅が重保に罪を被せにいった感じか」「重保にいちゃもん」「北条の跡継ぎを殺したのは、畠山の息子だ!というような濡れ衣を着せられそう」「こんなにも理不尽な成り行きはあっただろうか」と、早くも荒れ模様となっている。

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