藤井聡太王位 60手目封じる 形勢ほぼ互角 本格的な開戦は持ち越し
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藤井聡太王位(20=竜王、叡王、王将、棋聖との五冠)が豊島将之九段(32)の挑戦を受ける将棋の第63期王位戦七番勝負第5局が5日、静岡県牧之原市「平田寺」で開幕し、60手目を藤井王位が封じた。
3勝1敗で3連覇に王手をかかる藤井王位。豊島九段の先手番で、第1~4局と同じく角換わりへと進行。穏やかな展開で進み、中盤の難所となったところで藤井王位が70分長考し、そのまま封じた。形勢はほぼ互角の状態で、本格的な開戦は2日目に持ち越された。
牧之原市は本局に向けて、「勝負メシプロジェクト」を実施し、新メニューを提供。藤井王位は昼食に「勝負メシ!藤吉郎風コロッケランチ」を注文し、地元の食材に舌鼓を打った。