チャンス大城、心臓が右にある「内臓逆位」 学校でいじめも松本人志の言葉で大逆転
お笑い芸人のチャンス大城が5日、テレビ朝日系「アンタウォッチマン」に登場。内臓の位置が左右逆にある「内臓逆位」であることが理由でいじめに逢うも、ダウンタウンの影響で一発逆転した経験を明かした。
チャンスは自宅での取材に、心臓が右にあるのは本当か?と確認され「はい。内臓逆位といいまして」と説明。小1の時の内科検診で医師から聴診器を当てられた際に「お医者さんが、あれ?って何回も(左右の胸を)往復する。『あれ、うそやろ?』『右に心臓がある』って。両サイドのお医者さんを呼んで『みんなちょっときてくれ』って。お医者さんがタワレコの視聴みたいに並びだした。その時に(心臓は)右にあるよって」と、発覚したという。
番組によると、内臓が左右反対に配置されている内臓逆位は乳児の約2万人に1人の割合で起こる症状だという。
特に体の不調はなかったというが、人と違うということが引き金となり、学校でいじめられるようになったという。そんな時、ダウンタウンの松本人志が言っていた「おもしろいやつはいじめられない」という言葉を信じ、ダウンタウンが出演していた伝説的番組「4時ですよ~だ」の一般人のネタ披露コーナーに出演し、いきなり優勝をしてしまった。
放送直後、学校に行くと「学校では一言も口をきいてなかったが、わーっと(生徒が)来て。他のクラスからもネタやってくれって。営業のようだった」と、お笑いの力で大逆転の学生生活となったことを明かしていた。
内蔵逆位は「北斗の拳」に登場する南斗六聖拳の1人、南斗鳳凰拳の伝承者「聖帝」サウザーの身体の特徴として知られている。サウザーは臓器の左右が逆なため、北斗神拳でも正確に秘孔を突くことができず、ケンシロウも一度は敗北を喫する。ラオウも戦いを避けるほどの実力者だった。
チャンスは2018年4月15日のツイッターで、内蔵が逆になっている自身のレントゲン写真を公開している。