歌手の加山雄三が６日、「松本めぐみ」の名前で女優として活躍した妻とともにテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した。２人は９月４日が結婚記念日。結婚５２年を迎えたばかりでの出演となった。

　１９９６年には４人の子どもたちもそろって「徹子の部屋」に出演。当時の動画が流され、めぐみさんがアップになるとワイプの中の加山は「かわいいね」と笑顔を見せた。ＶＴＲ明けにも指をさしながら「かわいい。本当にかわいい」と繰り返した。黒柳が「だんなさんに『かわいい、かわいい』って言われるとうれしいでしょ」と尋ねると、めぐみさんは「そうですね。うれしいです、ハイ」と照れた。

　続けて２００７年に夫婦で出演した際の動画も流されたが、ワイプの中で加山は「今と変わんないじゃないかよ」とめぐみさんに語りかけた。めぐみさんは「そんなことないわよ。全然変わりますよ。もう、どうしよう」とうろたえた。ここでも加山はＶＴＲ明けに「変わんないよ」と強調した。

　０７年のＶＴＲ内では加山がめぐみさんの衣装を気にするというトークをしていた。黒柳が「今も奥さまの洋服は気になるの？きょうはどうですか？」と尋ねると、加山は間髪入れずに「最高だよ」。結婚５２年目でもまったく揺るがないベタぼれぶりを見せた。

　ネットでは「徹子さんの前でＬｏｖｅＬｏｖｅでいられるってほんとに素敵」「映像を眺めて『可愛い』を連呼する加山雄三、最高にカッコいい男だ」「少し愛が重いくらいが素敵だ」と賛辞が送られた。