広瀬すず&櫻井翔の「ネメシス」映画化、ポンコツ探偵と天才助手の2年後描く
女優・広瀬すず(24)と嵐・櫻井翔(40)のW主演ドラマで昨年、日本テレビ系で放送された「ネメシス」が映画化され、来年3月31日に「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」として公開されることが7日、分かった。天才的なひらめきで事件の真相に迫っていく探偵助手・アンナ(広瀬)、ポンコツだが自称天才探偵の風真(桜井)の凸凹バディがさまざまな依頼を解決していくミステリーエンターテインメントで、映画はドラマの最終話から2年後の世界を描く。
ドラマでは描けなかったスケール感で、劇場版として帰ってくる。広瀬、櫻井のコンビはもちろん、探偵事務所「ネメシス」所長・栗田一秋役を演じる江口洋介(54)も続投する。
ドラマ終盤では、アンナが遺伝子操作によって「人為的に作られた天才」=ゲノムデザインベイビーであることが判明。アンナの父で遺伝子学研究者・美神始(仲村トオル)は、膨大な遺伝子研究データをアンナのネックレスに残し、命を落とす。人類の未来を変えてしまうようなデータを託されたアンナたちが、どんな選択をするのか。
監督は、ドラマ版の総監督を務め、映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」などサスペンス映画のヒット作で知られる入江悠氏。脚本をドラマ「アンフェア」シリーズの原作者・秦建日子氏が担当し、2人のヒットメーカーのタッグで、超難解な映像トリックや先読み不可能な展開の連続が期待できそうだ。
撮影は5~6月で、広瀬は「皆さん、どんな作品になるか、分からないとおっしゃっていました。私にも分かりません。ただ、間違いなくパワーアップしてることだけは分かる!きっとすごい映画ができると思います!私も早く観たいです!」と手応え十分。
櫻井は「『これをどうやって映像化するのだろう』。幾重にもストーリーが折り重なる台本を読んだ直後の感想でした。撮影を終えた今なお、とても楽しみにしているところです」と、期待をあおっていた。