「鎌倉殿」畠山役・中川大志、生放送で「大河史上あまりないシーン」示唆
俳優・中川大志が10日、NHK総合「生中継スペシャル!ニッポン『今』つないでみたら~夏の思い出2022~」に出演し、畠山重忠役で出演している同局大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について「大河史上あまりないシーン」がくることを示唆した。
鎌倉からの生中継後に「鎌倉殿」の話題に。司会のタレント・今田耕司は「個人的にはどんどんほっこりシーンがなくなっていってるんで。殺伐としてる」と物語がドロドロと展開していることを指摘。中川も「いやーな空気ですね」と苦笑いで同意した。武士の世界を守るために冷徹になっていく主人公・北条義時(小栗旬)の姿に、今田は「小四郎こんなんじゃなかったんだよ」と嘆きが止まらなかった。
中川は「大河ドラマの現場はすごい空気ですね。緊張感もありますし」と撮影の雰囲気を紹介。「みなさん自分の役と1年以上共にしてきてるので、思い入れもありますし」と後半になるにつれて、出演者も熱を帯びていると明かした。
中川が演じる畠山は、北条時政(坂東彌十郎)・りく(宮沢りえ)と確執が深まる展開。時政・りくの息子・政範(中川翼)は京都で不慮の死を遂げたが、平賀朝雅(山中崇)が畠山の嫡男・重保(杉田雷麟)の疑惑をりくに告げる。武蔵国の扱いでも畠山と時政の間に火だねがくすぶっていただけに、波乱は必至の状況だ。
中川は「すごいことになります」と力強くアピール。「鎌倉殿史上、大河史上あまりないようなシーンになると思いますので」と期待を持たせた。