「サンモニ」識者 島田紳助さん例に「民間なら引退」 旧統一教会は「反社・反日」
日本総合研究所会長の寺島実郎氏が11日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、引退した島田紳助さんを引き合いに出し、自民党議員に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について厳密な態度で臨むことを求めた。
自民党は8日、党所属国会議員に点検を求めていた旧統一教会や関連団体との関係について公表した。379人の議員のうち「会合に出席」していたのは96人、「選挙支援」を受けていたのは17人などとした。
寺島氏は、改めて旧統一教会の問題点を指摘。1つは霊感商法などの「反社会性」、もう1つは「反日性」とし「日本の弱者に食いついて『朝鮮半島を支配していた贖罪(しょくざい)でもって日本は金を出すべきだ』っていう形で入り込んできた」と説明した。国会議員は「日本国民の生命・財産を守らなきゃいけない中心」と役割を明言。旧統一教会によって「生命・財産」が損なわれているとした。
さらに「もし、民間でこういう団体との付き合いがあったっていうことになったらですね、間違いなく引退か退任ですよ」とズバリ。「例えば島田紳助さんを思い出しても分かりますけども、なぜこういうことになったのかという説明も含めてですね、日本として大きな転機に立ってることは間違いない」とした。
紳助さんは2011年に突然引退を表明。理由は暴力団関係者との交流があったためとしていた。